「好きだけど別れよう」
そう突然彼から別れを告げられたら、ショックですよね。
また、ショックと同時に「どうして好きなのに別れなければいけないんだろう」と釈然としない思いを抱えてしまう方もいることでしょう。
しかし「好きだけど別れよう」という決断は男性にはありがちなもの。復縁を目指すなら、その心理を理解し寄り添うことが不可欠です。
そこで今回は「好きだけど別れる」と言った男性の心理と、その復縁方法について解き明かしていきましょう。
「好きだけど別れる」そう言った男性心理とは
恋愛は、基本的には「お互いのことが好きであればずっと一緒にいたい」と思うもの。
しかし「好きだけど別れる」と言ったのなら、そこには相応な理由があることがわかります。
彼はどうして「好きだけど別れる」と言ったのか、ここで特に多い男性心理について4パターンご紹介いたします。
遠距離など会える機会が少なくて寂しい
人には恋愛以外にも、仕事や家族など生きていく上で考えなければいけないこと・やらなければいけないことがたくさんあります。
そのため、時には遠距離恋愛を選択するカップルもいることでしょう。
しかし遠距離恋愛はとても辛く、強い意志がなければ関係が自然消滅したり、会えない辛さを抱えながらの生活を送らなければいけません。
この「会えない辛さ」に耐えきれないと思ったら。恋人を大切に思う気持ちがあるからこそ、会えない現実に耐えきれず別れを選んでしまう方は少なくありません。
また遠距離恋愛ではなくとも「会いたくても会えない」状況に陥るパターンはあります。
- 生活リズムが合わずお互いの休日がマッチする機会が少ない
- 趣味や家族の面倒など休日のほとんどが埋まっている
もちろんお互いの生活を尊重しあい、会えなくても心で繋がっていれば関係は安定します。
しかし、付き合った当初から会えない状況が続いていれば「本当に付き合ってるの?」と不安を抱え、彼女への好意は潰えていないものの辛い恋を続けることもできず、別れを告げる男性は多いです。
今は恋愛より仕事や勉強に集中したい
彼自身が今は恋愛よりも仕事や勉強に集中したいタイミングだった、という場合も考えられます。
恋人同士だからこそ、休日はデートに出かけたり食事に出かけたりしたいと思うもの。
しかし、人は複数の物事を同時に考えられる「マルチタスク」タイプの方ばかりではありません。
今は恋愛以外のことに集中したいと思うからこそ、恋愛のことはすっぱりと忘れたいと思って「好きだけど別れる」と告げるパターンは、実は多いです。
また、男性の中には「自分は好きだしまだ付き合っていたいと思うけれど、仕事に集中したい今は彼女に寂しい思いをさせてしまう」とある種の負い目を感じている場合も。
「彼女を放置するのは悪いから」という理由から、別れを選ぶ男性もいます。
自分では彼女を幸せにはできない
男性は好きな女性に対して「この人を幸せにしたい」という気持ちを強く抱く傾向にあります。
少し言葉を言い換えると、男性は「この人は自分だけが幸せにできるかも」と思う人を選ぶ場合も。
しかし「他人を幸せにする」ということは決して簡単なことではありません。
仕事への失敗などをきっかけに自信喪失し「やっぱり自分では彼女を幸せにできないかも」とネガティブな気持ちを抱いてしまうパターンもあるのです。
こう思う男性は非常に真面目なタイプ。また普段から神経質・潔癖な部分がある傾向にあるため、彼もこのパターンの性格に当てはまっていないか思い返してみましょう。
価値観の相違など彼女との結婚は考えられない
大人になればなるほど、恋愛の先に結婚を考える方は男女問わず増えていきます。
しかし、結婚相手を選ぶことと恋人を選ぶことはイコールではなく、結婚相手の場合は「将来的にずっと生活を共にできるかどうか」も選ぶ基準となってきます。
つまり、物事の考え方や金銭感覚、価値観の違いに重きを置かれることが増えていくのです。
彼もあなたとの結婚を現実的に考えた結果「彼女とは将来一緒に暮らしていくのは難しいかも」と思って、恋人としては好きではあるものの別れを告げた可能性があります。
結婚を前提に恋愛をするなら、結婚の可能性がない相手とは早々に別れて別の方を見つけたいと思うのは、自然な考え方ですよね。
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「好きだけど別れる」パターンは復縁しやすい?
結論から言えば「好きだけど別れる」という理由で別れたカップルは、復縁の可能性が高い傾向にあります。
本心で「好きだけど別れる」と言ったのなら、彼にはまだあなたに対する好意が残っているということ。
そのため、もし彼が自信を取り戻したり、結婚観やあなたへの見方が変わったとしたら、あなたへの気持ちが再燃する可能性が一気に高まるのです。
彼からの突然の別れに納得できない、理由はわかったけれど自分は彼を諦めたくない。そう思ったら、彼との別れの原因を見つめ直し復縁を目指しましょう。
しかし、中には「好きだけど別れる」と方便で言ったパターンも考えられます。
本当はもう付き合う気持ちがない、別の人と付き合いたいと思っているけれど、あなたのことは傷つけたくない(穏便に別れたい)と思っているから「好きだけど別れる」と告げた。
このパターンも十分に考えられるため、復縁したい場合は別れた後の彼の行動や様子を静かに見守っていきましょう。
好きなのに別れた男性と復縁する方法
「好きだけど別れる」と告げたということは、彼はあなたとの関係を続ける気持ちが無いということ。
待っているだけで彼の方から復縁を持ちかけてくる、なんて可能性は非常に低いです。
だからこそ、彼との関係を持ち直させるには、自分から復縁のためのアプローチを仕掛けていく必要があります。
ここでは「好きだけど別れる」と告げた彼との復縁方法について解説します。
別れの原因を見つめ直す
「好きだけど別れる」と言ったということは、あなたへの好意があったとしても関係を続けられないと思った相応の理由があるということです。
そこで、まずは別れの原因を冷静に見つめ直しましょう。
突然「好きだけど別れる」と言われたのなら、彼は同時に具体的な理由も口にしているかもしれません。
その理由や原因をもとに、関係を考え直してもらうための相応の行動を取ることが大切です。
もちろん、それを踏まえた上で「本当に自分は彼でないとダメなのか」についても考えてみましょう。
金銭感覚や価値観など、あなたが大切にしているものを彼に合わせなければ付き合えない関係性なのであれば、自分を大切にすることを優先するのも選択肢の1つです。
今度は別れる必要のない自分に変わる
別れの原因を見つめ直し「その原因を解消して彼と復縁したい」と思ったのであれば、原因を解消するために具体的な行動を取っていきましょう。
例えば食生活や金銭感覚が合わない、結婚は考えられないと思われたのであれば、規則正しい生活に戻したり、一度自分のお金の使い方を見直してみるなど。
このように自分を変える努力をするため、現状を見直して「どう変えていけば良いのか」を分析してみましょう。
もちろん価値観や考え方は生まれ育った環境などから形成されるものなので「どう変えれば良いのかわからない」と思ったら、身近な友人に客観的に見てもらうのもおすすめです。
「普通」の指標は人それぞれ。指摘されたこと、彼の考えなどをよく思い返すことで、別れた原因を解消していきましょう。
特に変えたことがわかりやすいのが「見た目」。
元カレ・元カノの関係は少なからず気まずさが残るからこそ、言葉を交わさずとも変化に気付いてもらえる見た目はとても重要な自分磨きのポイントです。
自分磨きは自信がない自分を克服する手段でもあるため、効果的な自分磨きで復縁を実現させましょう。
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冷却期間を経て元カレに連絡する
冷却期間を作らなければ、彼の中でのあなたのイメージは別れる直前・直後のネガティブイメージの強いあなたのまま。
そこでまずは連絡や接触をスパッと断ち、冷却期間を作ることで自分に対する悪いイメージを忘れさせましょう。
冷却期間の具体的な長さについては、こちらの記事で解説しているため合わせて参考にしてみてください。
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そして慎重に行いたいのが、冷却期間を経た後のアクションです。
良くも悪くも冷却期間を経て彼から見たあなたに対する気持ちや印象が薄れたタイミングだからこそ、冷却期間後の行動によって印象がガラリと変わります。
そこでまずは、いきなり復縁に触れるのではなく友達や異性の知人として、彼に近づきましょう。
- 「久しぶり、元気にしてた?」など短いメッセージを送る
- 「上司への贈り物の相談に乗ってほしいんだけど…」と答えやすい相談をする
- 「〇〇くん、あれが趣味だったよね?」など彼の好きな話題で質問をする
アクションと言えど、まずやるべきは話しかけたり連絡を取ることとなります。
ここでは彼が身構えてしまわないよう、答えやすい質問を軸に彼とコミュニケーションを取っていきましょう。
まずはこの質問や会話のやりとりから彼の反応を伺っていき、復縁のチャンスを掴んでいくことが大切です。
少しずつ彼に歩み寄ってアピールする
冷却期間後のやりとりが徐々に安定してきたら、少しずつ彼に歩み寄っていきましょう。
まずやるべきことは、冷却期間中にあなたが自分磨きをして変わった部分を、彼に知ってもらうこと。
外見であれば、顔を合わせる機会があれば彼に知ってもらうチャンスは少なくありません。
しかし「好きだから別れる」と告げられて別れたのなら、多くの場合は内面に別れの原因があったことが考えられます。
そこで、内面的にも変わったことを会話のやりとりの中で少しずつアピールしていきましょう。
例えば金銭感覚の違いから別れたのであれば、最近の買い物やお金の使い方の話を振ることで「あれ?前はこんなお金の使い方じゃなかったのに…」と変化に気付いてもらうなど。
「変化に気付いてもらう→アピールする」の流れを軸に、少しずつ彼との距離を縮めていきましょう。
まとめ
「好きだけど別れる」と告げる男性は少なくありません。
そんな彼と復縁するには、彼の言葉を額面通りに受け取るだけでなく、冷静に彼との関係や心理を分析し、より良いあなたに変わってアピールすることが大切です。
別れを選んだとしても好きな気持ちが残っているのであれば、復縁の大きなチャンス。
また悲しい別れの結末を歩んでしまわないように、彼との関係を順調に築き直していきましょう。