恋愛は「一方的に相手が悪かったこと」だけが別れの原因ではありません。
お互い話し合って納得して別れる場合もあれば、時には自分の過ちが原因で別れてしまう場合もあります。
中でも恋愛における別れの原因として定番とも言えるのが「一方の浮気」です。
もし自分の浮気が原因で別れてしまったら、自らの過ちに後悔しもう一度やり直したいと思う方もいるかもしれません。
しかし、自分の浮気が別れの原因だからこそ、復縁への道は果てしなく遠い、むしろ不可能なのではないかとも思ってしまいますよね。
そこで今回は、自分の浮気が原因で別れた場合の復縁が本当に不可能なのか、その実態とそこからやり直すための方法について伝授いたします。
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自分の浮気が原因でも復縁はできる?
そもそも、自分の浮気が原因で別れたらもう自分からの復縁は不可能…そう思って諦めてしまう方も多いかもしれません。
確かに浮気は悪いことで、恋人を裏切る行為でもあるためやってはいけません。
しかし、浮気が原因で別れたとしても復縁が0%になったわけではないのです。
ここでは自分の浮気が原因で別れても復縁するために知っておきたいことについてご覧ください。
自分がいかに反省しているかが重要
もちろん浮気をしてしまったなら、それをしっかりと反省しなくてはいけません。
また相手から見ても、浮気をしても悪びれる様子を一切見せない恋人はあまり良い印象にはなりません。
しかし、浮気をして「本当に悪かった」「もう二度としない」と本当に反省している様子が恋人にも伝われば、相手からの印象はまた少し違ってくるでしょう。
ここで大切なのは「自分がいかに反省しているか」を相手にしっかりと伝えること。反省していることを相手に伝え、謝罪することは不可欠です。
しかしそれが「許してもらうためのパフォーマンス」だと取られてしまうと、いくら本当に反省していても恋人の気持ちは冷めていく一方です。
ここで反省し謝罪する気持ちを伝えるポイントについてまとめます。
- 素直に自分の過ちについて謝罪する「本当にごめんなさい」
- 浮気した後悔を伝える「なんであんなことしてしまったのだろう」
- 相手の立場になって考える「嫌われて当然だ」
気持ちが伝わらなければ恋人の気持ちは変わりません。しかしあからさまなアピールは逆効果。
このバランスは非常に難しいですが、これも浮気をしてしまった自分が原因でもあります。
本当に別れたくない恋人だからこそ、この気持ちを誠意を持って伝えることで、少しずつ関係を修復していきましょう。
恋人からの信用が低いことを覚悟する
浮気が発覚した時点で、恋人からの信用は地に落ちたと言っても過言ではありません。
そのため復縁したい気持ちを伝えても「もう浮気はしない」と伝えても、恋人には響かない可能性は十分に考えられます。
また仮に反省の気持ちが恋人に伝わって復縁に成功したとしても、しばらくは信用されていないことについても覚悟しておかなければいけません。
- 「友達と出掛けてくる」「仕事終わりに飲んでくる」という言葉から浮気を疑ってしまう
- 持ち物やスマホの中身をチェックしたがる
- 服装や髪型が少し変わっただけで「気移りしたのでは」と邪推してしまう
- ちょっとしたしぐさや口ぶりから秘密や浮気を疑ってしまう
これらの行動にイラッとして口論になってしまうと、仮に「もう二度と浮気はしない」と心から誓っていてもすぐに別れてしまう可能性があります。
浮気後の復縁で、恋人は「あなたと一緒にいたい」と思う反面、過去の浮気から非常に不安でナイーブな心理状態に陥っているのです。
その気持ちに寄り添い、復縁後も誠意を持って恋人と向き合い続けることも忘れてはいけません。
復縁できたからといってホッとするのはNG
自分の浮気が原因で別れてしまうと、話し合い納得して別れたパターンよりもずっと復縁の難易度は上がります。
それでもなんとか恋人に許してもらい、復縁が成功したらホッとするかもしれません。
しかし、この「ホッとする」心持ちには十分に注意する必要があります。
復縁できたということは「一度は彼に浮気を許してもらえた」ということ。
この安心感と意識が心の隙を生んでしまい「またやっても許してもらえるかも」という新たな浮気の芽に繋がってしまう恐れもあります。
「浮気する人は何度でも繰り返す」という言葉もある通り、反省し彼に謝罪をしたら、その言葉と気持ちを忘れず、常に気を引き締めて行動することも忘れてはいけません。
自分の浮気が原因で別れた場合の復縁方法
自分の浮気が原因で別れても、復縁できる可能性はゼロではありません。
しかし、浮気を反省し誠意を持って恋人に接しなければ、復縁への道は完全に閉ざされてしまいます。
ここでは自分の浮気が原因で別れた場合の復縁方法について、順を追ってご覧ください。
浮気に対する反省と後悔は忘れず、今度こそ恋人に誠意を持って向き合っていきましょう。
①冷却期間を作って相手からの感情をリセット
自分の浮気が原因で別れた場合、別れた瞬間の恋人の心理状態として以下のようなものが挙げられます。
- 「もう恋人のことは絶対に信用できない」
- 「浮気をするような不誠実な人とはもう付き合えない」
- 「自分は恋人を信じていたのに裏切られた」
このように、恋人はあなたを愛する気持ちを失い、嫌悪感や不信感を抱くようになります。
これらの強い負の感情は、すぐに謝ったからと言って解消されることはありません。
しかし、過去の嫌な気持ちは徐々に薄れていくもの。時間を置くことで恋人からの嫌悪感や不信感は徐々に薄れていきます。
もちろんこの時、あなたが復縁したい気持ちのまま恋人に付きまとったり、しきりに復縁を迫っていれば嫌悪感が薄れることはありません。
そこでまずは謝罪とともに冷却期間を置き、恋人との関わりの一切を絶ちましょう。
この冷却期間中にしっかりと反省するとともに、自分磨きをして恋人から見直してもらえるようなあなたになることも、復縁する上で重要なポイントです。
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②自分が悪かったことを素直に認めて謝罪
自分の浮気が原因で別れたのであれば、別れの原因は自分にあります。
しかし浮気が原因で喧嘩別れをするカップルの中には、喧嘩がヒートアップして「あなたが愛してくれなかったせいでしょ」と逆ギレしたり相手に非をなすりつけてしまうパターンも。
もちろんこのパターンでは復縁はさらに遠のいてしまいますよね。
そこでまずは冷静になって、浮気をした自分が悪かったことを謝罪しましょう。
しかし、謝罪は数回のみで構いません。事あるごとに「自分が悪かった」と謝罪ばかりを続けていると、それにいちいち返す自体が恋人のストレスになってしまいます。
- 別れてから最初に連絡するとき
- 別れてから初めて2人きりで会うとき
- 復縁を持ちかけるとき
以上のように、関係を少しずつ進展させていくなかでの「最初の1回目」だけにしましょう。
謝罪は「たくさんやれば良い」というものではなく、誠意を込めた1回さえあれば気持ちは伝わります。
③「もう浮気はしないこと」を誠意を持って伝える
謝罪と合わせて伝えたいのが「もう浮気はしないこと」です。
「なんで浮気なんてしちゃったんだろう」と浮気に対する後悔と「浮気はもう二度としない」という決意を伝えることも忘れてはいけません。
しかし、これは謝罪とセットで伝え続ける必要はありません。
「もう二度と浮気はしない」と恋人に伝えることは「復縁したい」とほのめかしていると取られてしまう可能性も十分にあるからです。
そのため彼の怒りや嫌悪感が癒えきってはいない段階で「ごめんなさい。もう二度と浮気はしない」と伝えると「もしかして謝ってやり直そうとしてる?」と復縁の気持ちを邪推されより警戒されてしまう恐れがあります。
そのため別れた直後や最初に連絡した段階では、わざわざ「二度と浮気はしない」と伝えず、顔を合わせて話せるようになってからにするのが良いでしょう。
④復縁したい気持ちを素直に伝える
ある程度関係が修復され、顔を合わせて話す機会が増えたり2人で出掛けられるようになったら、いよいよ復縁したい気持ちを伝えましょう。
ここではムードを作ったり復縁をせがむ必要はありません。「離れてあなたが必要だったことが身に沁みてわかった」など、あなたが復縁したい気持ちを伝えましょう。
ここでは「気持ちを伝えるだけ」に留めておくのがポイントです。
「復縁してほしい」と要求してしまうと、相手は「絶対に復縁しない」と強く意思を持ってしまう可能性もあります。
ここでまずは「気持ちを伝えたかっただけ」「許してくれなくて良いよ」と引き下がることで、相手に選択の余地を作るのがポイントです。
選択の余地ができれば、その場で確固とした結論が出ず「やり直すのも良いかも」と復縁の選択肢を作ることにも繋がります。
⑤仲がこじれている場合は第三者に頼るのもおすすめ
場合によっては最初の謝罪の段階から突っぱね拒絶されてしまう可能性もあります。
そうなれば距離を詰めるどころか自分の気持ちや謝罪の気持ちを伝えることすらままなりません。
このように相手に強く拒絶されている、仲がこじれている場合は第三者の力を借りてみるのも良いでしょう。
「あなたからの連絡」というだけで恋人は拒絶反応を起こしてしまう…。しかし、もし信用している第三者に「本当に反省していたよ。あんなに落ち込んでるの初めて見た」と言われたら、また見方は変わるかもしれません。
こうして少しずつ仲を取り持ってもらうことで、少しずつ反省の気持ちを伝えていきましょう。
浮気が原因で別れた恋人と復縁する際に気をつけること
浮気が原因で別れた恋人と復縁するなら、気をつけておきたいポイントも存在します。
ここでは自分の浮気が原因で別れた恋人とやり直すために知っておきたいことについてご覧ください。
最初の話し合いでは拒まれる可能性は覚悟しておく
冷却期間を作って強い怒りや嫌悪感が軽減されたとはいえ、直接会えば恋人からの不信感や警戒心を完全に拭い去ることはできません。
そのため「ごめんなさい」「あなたのことが忘れられない」と初めて恋人に打ち明けた段階では、復縁が成功する可能性は限りなく低いです。
そこで最初に気持ちを伝えた段階で「もうやり直す気はない」と拒まれてしまう可能性については、覚悟しておきましょう。
重要なのは「そのあとの行動」です。
ここですぐ別の恋に切り替えたり、別の人との恋をほのめかせて気を引こうとしてしまうと「やっぱりこの人はそういう人なんだ」と復縁の可能性は潰えてしまいます。
そうではなく、別の異性の影を見せず素直に恋人にだけアピールし続けることで「本当にあなたが良い」気持ちを伝えることが大切です。
あくまでも決定権は相手に委ねる
「復縁してほしい」「やり直してくれないと嫌」と強く復縁を迫れば、押しに弱い方なら納得感は別として、復縁に応じてくれるかもしれません。
しかし、納得感のないままやり直せたとしてもまたすぐに別れてしまったり、心から楽しいと思える恋愛はできないでしょう。
そこで大切なのは、最終的な復縁の決定権は相手に委ねること。
「またやり直してくれますか?」「どうしたらまた付き合ってくれる?」と相手が「復縁する」ことを選択する状況を作ることで、少しずつ関係を修復していきましょう。
復縁成功はあくまでもスタート地点です。
相手に伝えた通りもう二度と浮気はせず、相手との関係を心から楽しめる間柄を目指していってくださいね。
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