彼の様子がおかしい…もしかして別れたいと思ってる?
長く同じ時間を過ごしてきた恋人とはいえ、その心の内は話さなければわかりません。
そのため、突然彼の態度が素っ気なくなったりよそよそしい雰囲気になると、なんだか不安になってしまいますよね。
男性は「彼女と別れたい」と思ったときどんなことを考えていて、どのようなサインを発するのでしょうか。
また、そんな彼に彼女としてどのような対処を取るのがベストなのでしょうか。
今回は男性が別れたいと思っているときのサインや対処法について解説します。
彼女と別れたいときの男性心理
「彼女と別れたい」と思っている男性の多くが、実は「別れたいとは思うけれどそれをすぐには言い出せない」とも思っているのだそう。
では、別れたいと思っているけれどそれを黙っているとき、男性はどのようなことを考えているのでしょうか。
まずは男性心理から見ていきましょう。
「別れたい」と言って彼女を傷つけたくない
恋愛には相性があり、実際に付き合ってみなければ自分と彼の恋愛における相性の良し悪しはわかりません。
そして実際に付き合ってみて「やっぱり相性が良くないから別れたいな」と思うこともあるでしょう。
しかし、一度は自分と同じ時間を過ごしてくれた大切な恋人です。
だからこそ恋人としては「無い」とは思ったけれど、彼女を必要以上に傷付けたくはないとも思い、なかなか言い出せない…。そう思っている男性は少なくありません。
また「別れたい」「いつかはちゃんと別れを告げたい」と思いつつ、彼女をなるべく傷付けずに別れを告げる方法を模索している最中という場合もあります。
自分から振ると悪者になった気持ちになるから言い出せない
「なんか合わないから別れよう」そう言われると、非常にショックを受けてしまいますよね。
このように、一方が心の中で「別れたい」と思っても、それを伝えて相手を傷つけてしまえば「なんだか自分が悪者になった気分になる」と思って別れたいけれどそれを言い出せない、と思っている男性も。
もちろん「別れたい」と告げること自体は悪いことではありません。
居心地が悪いまま同じ時間を過ごすよりも、別の恋愛に目を向ける方が建設的です。
しかし、当事者になれば「言いづらい」と思うのも事実ですよね。
そのため男性の中にはあえて「サイン」を発することで彼女の方から「別れたい」と思わせるように仕組む方もいます。
本当に別れるかどうか考えている
交際期間が長ければ長いほど、別れたいと思う一方で「ここまで長く付き合ってきたのにこんなにあっさり別れて本当に良いんだろうか?」とためらいも生まれますよね。
そのため、普通であれば「別れたい」と思ったらすぐに別れを告げる男性も、まずは「本当に別れても良いのかどうか」見定めている期間に入っている場合もあります。
彼女を異性として見られなくなっているだけ?それとも彼女の嫌なところを見てショックを受けているだけ?
このように、彼女といる時間や彼女の様子をよく見ながら、実際に別れを告げるかどうか考えているのです。
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男性が別れたいと思っているときに発するサイン・行動5選
人は自覚の有無に関係なく考えていることが言動に現れることが少なくありません。
では、男性は「彼女と別れたい」と思っているときにどのようなサインを発するのでしょうか。
ここでは「彼氏の態度が急に変わった…」と察知した時にチェックしたい、男性が彼女と別れたがっている時のサインについてご紹介します。
①彼からの連絡が遅く必要最低限になる
ただの雑談ラインでも、別段好きな人でなければあまり積極的に続けたいとは思いませんよね。
そのため彼も「別れたい」と思っている彼女に対する連絡のやりとりは、必要最低限に留めてあまり連絡しないという方が少なくありません。
特に連絡のやりとりに関して、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 自分から電話やメッセージを送ることはほとんどない
- 顔文字や絵文字などを使用する機会が明らかに減った
- メッセージが短く、相槌だけ
- 返信が来るタイミングが遅くなった
このように、明らかに素っ気ない雰囲気の連絡のやりとりになったら、彼の本心を探ってみる必要があるでしょう。
②距離を置かれ会う機会が急激に減る
人は性別問わず、好きではない相手・興味のない相手と長く一緒にいたいとは思いません。
急に距離を置かれたり、会う機会が急激に減った場合も、別れたいと思っている・彼女に興味を失っているサインとして考えられます。
デートに誘っても何かと理由を付けて断られたり、デートの時間も短く早々に切り上げられたりといった行動がその一例です。
また、急激に会う頻度が少なくなったら、男性は「別れたい気持ちを察してほしい」と意図的にやっている可能性もあるため、彼の言動をよくチェックしておく必要があります。
③態度が冷たく素っ気なくなる
同じく男性が別れたい彼女に意図的にする行動として、態度を明らかに変えることも挙げられます。
- 話しかけてもよく話を聞いておらず相槌だけ
- 何かを尋ねても曖昧な返事だけで多くを話そうとはしない
- 自分から彼女に話しかける機会が減る
このように彼女への態度が明らかに冷たくなった場合も、別れたい気持ちを態度で伝えようとしていたり、険悪な雰囲気になって別れやすい空気を作り出そうとしていることが考えられます。
④ボディタッチなど物理的な接触が減る
人は心理的に、好きな人とは物理的な距離も狭まり、逆に嫌いな人からは物理的にも距離を取ります。
これは彼女に対しても同じことが当てはまります。
ボディタッチの激減のポイントとして、以下のポイントに注目してみてください。
- 手を繋がなくなった・繋ごうとしても嫌がられるようになった
- 自分と彼の体が触れる機会が少なくなった
- 自分から彼に触れようとしてもさりげなく遠ざけられた
- 夜の生活がほとんどなくなった
特に屋外など、人目がある場所でのボディタッチが極端に減った場合、別れたい気持ちはもちろん「別れたいのに彼女と仲が良さそうなシーンを他人に見られたくない」という気持ちも含まれています。
あえて自分からボディタッチをしてみて判断してみるのも良いでしょう。
⑤自宅や近場でのデートばかりになる
デートの場所が最近自宅や近場ばかりになった…。これには複数の理由が存在します。
- デートプランをあれこれ考えるのが面倒になった
- 別れたい彼女にデートであまり出費したくない
- デートしているシーンを他人に見られたくない
特に彼女と別れたいと思いつつ揉めるのが面倒だったり、まだ本当に別れるか決めかねている場合は、デートに応じつつその内容は淡白でワンパターンなものへと変わっていく傾向があります。
また実際にデートしていても、会話が素っ気なかったりずっとスマホをいじっているなど、態度が冷たいことも「別れたい」サインの1つ。
デートの内容・デート中の彼の態度から、彼の心理を見極めていくこともとても大切です。
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「別れたい」サインを発している彼への対処法は?
以上のサインから「もしかして彼はわたしと別れたがっているかも」と気づいたら、どのような対処ができるのでしょうか。
その上でまず考えたいのが「あなたも別れたいと思っているのかどうか」です。
別れたいと思っているのであれば別れを告げるのも選択肢の1つ。しかし「別れたくない」と思っているのであれば、彼の気持ちとちゃんと向き合い正しく対処していく必要があります。
以下では「彼と別れたくない」と思っている場合の対処法・できることについてご覧ください。
彼が「別れたい」と思っていると断定しない
サインはあくまでも「かもしれない」を察知するものであって、それらのサインが見えたからといって100%「彼が別れたがっている」とは断定できません。
特に「もしかして別れたいと思ってるのかも…」と不安になっている最中は、彼がどんな行動を取ってもそれを拡大解釈し邪推してしまいがちです。
そのため時には「単純に今は仕事が忙しい」「付き合いが長くなってきて気を遣わなくなった」などの理由から態度が素っ気なくなった場合も「別れたいのかも」に繋げてしまう場合があります。
そこで「別れたい」のサインを察知したときは、まずそれを確定だと思い込まないこと。
可能性の1つとして考えつつ、彼に「別れたいと思っているんでしょ」と詰め寄ってしまうと、それが誤解だった場合要らない喧嘩の火種を生んでしまう可能性もあります。
まずは彼の様子をよく確認し、ほかにも別れのサインに当てはまる行動が無いかじっくり見定めていくことが重要です。
原因を考えてわかる場合は改善する
例えばあることで喧嘩をして、それから彼の様子が急変したなど「別れたい」と思う原因に見当が付く場合もあるかもしれません。
特にあなたが「別れたくない」と思っているのであれば、まずはその原因を改善するところからはじめましょう。
そして改善したら、それを彼にちゃんと分かってもらうことも大切です。
付き合っているということは、それだけ一緒にいる時間も2人で会う機会も多く、アピールのチャンスはそこら中に転がっています。
そのアピールで「彼女が変わった」と彼に気付かせることができれば、彼からのあなたの見方もまた変わってくるでしょう。
特に「彼女と別れたいとは思っているけれどまだ本当に別れるか見極めている」段階の彼には、このアピールは非常に効果的です。
もちろんただ改善するだけでなく、その継続・さらなる自分磨きをしていくことで、彼は「別れたい」どころか「絶対に離したくない」と印象を良い方向へ変えていくこともできるでしょう。
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話し合いの機会を作って別れるかどうか話し合う
「別れたい」気持ちを態度でアピールしようとしている、ずっと険悪な雰囲気で自分に見向きもしてくれない…。
この場合は、最終手段としてちゃんと話し合いの機会を作るのも良いでしょう。
特にあなたも「彼の考え次第では別れも視野に入れている」という場合に有効な手段です。自然消滅になってしまうのも居心地が悪いですよね。
明らかに態度が素っ気ない彼も「話したいことがあるの」と伝えられれば「別れ話かな」と耳を傾けてくれる可能性は非常に高いです。
そこでお互いの気持ちを話し、ちゃんと結論を出すのも選択肢の1つです。
別れたくない、まだ彼と一緒にいたいと思っている場合は、その気持ちを素直に伝えましょう。
その上で「1ヶ月、振り向いてもらえるように頑張るから見ていてくれない?」など折衷案やアピールの機会を具体的に作ることで、関係を変えるチャンスを作ることも可能です。
大切なのは彼の気持ちに向き合うこと。目を逸らし続けていれば関係はそう簡単には変えられないどころか望まない方向にしか進みません。
彼の気持ちとちゃんと向き合い、お互いが納得する答えを見つけていきましょう。