彼氏から「友だちに戻ろう」と言われて振られてしまうと、振られてしまったのか、距離をとりたいと考えているのか解らなくなり女性としては混乱してしまうものですよね。
彼の真意も気になる所ですが、やはり不安になるのは復縁ができるのかどうかといったところではないでしょうか?
大好きな彼氏に「友だちに戻ろう」と言われて振られてしまった場合、復縁することは可能なのか、そして彼の本心がどのようなものなのかまとめてみました。
「友だちに戻ろう」と言った彼の心理と真意
男性が、彼女を振る時に「友だちに戻ろう」と言う理由や心理にはさまざまなものがあります。
それぞれ、真意などが異なるため慎重に見極めることが大切です。
彼女を傷つけたくない
ひとつは、別れの際に直接的な事を言って、相手を傷つけないためという理由です。
…そういいつつ、実際は自分自身が傷つきたくないという心理も隠れているのですが。
「本当に別れたいと心底思っているけれど、女性を傷つける事で自分も傷ついてしまう」そう感じる男性は、「友だち」という言葉を使って逃げる事もあるのです。
また、「友だちに戻ろう」と言えば、とりあえず納得してもらえそうだとか、気が楽になると考える男性もいます。
そういう意味では、彼女を傷つけないためと言いつつ、自分が傷つくのを恐れているともいえるかもしれませんね。
別れの本当の理由を説明するのが面倒
もうひとつは単純に自分が傷つきたくない場合や、本心を説明するのが面倒な時です。
男性は物事を細かく考え、それを口で伝えるのが苦手です。
「別れる」と言うだけでは、彼女に「なぜ?」「どうして?」とせめられ、それに答えられず自分の分が悪くなることを男性は知っています。
変に詮索されたり、あれこれと責められることを避けるために、あいまいな「友だち」というカードを出して、彼女を納得させようとすることもあるのです。
これは、結構ずるい逃げ方なので腹が立ってしまうこともあるかもしれませんが、それまでの彼の行動や性格を見ていると納得できる部分もあるかもしれません。
恋人としては好きではないが人としてはありの場合
それからもうひとつ。単純に彼女に対しての恋心がなくなってしまったケースでも、友だちになろうという男性はいます。
また、好きかどうか自分の気持ちがよくわからなくなってしまったという場合も、これに当たるでしょう。
人としては好きだけど、恋人としては接するのはもう難しいなと判断した場合に、素直な気持ちとして友だちになろうと告げる男性もいるのです。
この場合、決して彼女のことが嫌いになったわけではないので、裏表なくそのままの気持ちを伝えてくるはずです。
まれに元彼女をキープする下心がある場合も
男性の場合、別れを決意した女性を「友だち」という形でキープしておこうと思う人はそう多くはないといいます。
ただし、他に好きな女性ができたということが理由の場合は、要注意です。
彼の心理としては、次の恋がうまくいくかどうかわからず不安があるため、もしもその女性と付き合えなかった場合の保険として考えている場合もあるからです。
また、ただ彼女という形が重荷になってしまい、自由になりたくて別れを選んだという場合でも、完全に縁を切ってしまうのはもったいないなどとずるいことを考えてしまう男性もいるのです。
こうしてみると「友達になろう」「友達に戻ろう」という言葉の裏には、彼のいろいろな気持ちや本心が隠れていることがわかります。
裏表のない言葉ならまだよいのですが、本心を隠されてしまうと、どのように行動してよいかわからず女性としては悩んでしまうものですよね。
友だちなんてあいまいな距離ではなく、いっそ関係を断ってくれたら諦めることだってできるのに、そうしたところまで気が回らない男性はたくさんいるのです。
友だちにといわれたらなかなか諦められないもの
男性が「友だち戻ろう」と言う真意や、心理をご理解いただけたとは思います。
でも、女性側の気持ちになると「友だち」と言われるともしかしてまだ可能性があるのでは?と期待を持ってしまいますよね。
友だちである以上、連絡先などもお互いそのまま残すことが多く、いつでも連絡してもいいよという暗黙の了解も存在しています。
そのため、「少し時間をあければもしかしたらもう一度彼女にしてもらえるのでは?」と諦めるにも諦められなくなるでしょう。
しかし、微妙な関係であるため、どのように距離をつめたら良いか迷ってしまう事もあり、「いっそ大嫌いと振られたほうが楽」と考える事もあるはずです。
彼氏とやり直したいけど、このように中途半端に振られてしまった場合は、どのようにしたら復縁が叶うのでしょうか…?
友だちに戻ろうといわれても復縁の可能性はある
まず、大切なのは別れた直後の対応です。
友だちに戻ろうと言われたら、それ以上彼を追い詰めたり、質問したりするのは絶対に避けてください。
彼の頭の中は「今は静かにして欲しい」「距離を取りたい」と考えていることが多いもの。
このタイミングで彼にしつこく追いすがったりすると、彼の心は萎縮し余計にあなたを遠ざけるようになってしまいます。
友だちに戻ろうという彼の心にはまだ若干の迷いが残っていることが多いので、あなたがあっさりを身を引き少し冷却期間をおくことがポイントです。
冷却期間をおく事で彼の寂しさをあおり、「別れて本当に良かったのか」という未練を引き出す事ができるからです。
そして、彼と接点を持てる場合は「カラッとした態度」で友だちを演じきる事が大切です。
最高の親友にでもなった演技をして、彼の警戒心を解くと関係がぐっと良くなってくるはずです。
「自分のことをこんなにも理解してくれる女性を、どうして俺は手放してしまったんだろう」と思わせられれば、次のステップへと進んでいけるのではないでしょうか?
ただし、「コイツは俺が戻ってきてといえばいつでもOKと言ってくれるだろう」と調子に乗らせてしまうと逆効果ですので、あくまでも友だちとして割り切った態度をとることが重要です。
さじ加減が難しいですが、彼の未練や後悔する気持ちを引き出せるよう、イージーだと思わせないことがポイントになってくるでしょう。
まとめ
完全に彼との関係を切るのではなく、友だちとして繋がっていればいくらでも恋人になるチャンスはめぐってきます。
友だちになろうと彼に言われたら、しつこくせずに一度サッと身を引くようにすることで彼の未練を引き出し復縁に繋げることができます。
「友だちって何?」「恋人に戻れるの?」なんて間違っても彼を攻め立てないように!
復縁のチャンスを残すために、ここはグッと我慢して「友だち」として関係を続けていきましょう。