「君のことは嫌いじゃないんだけど」
「決して嫌いになったわけではないんだけれど」
…こんな言葉で女性を振る男性っていますよね。
女性からすると「嫌いじゃないならナゼ別れるのよ」と、全く納得できない言葉ではないでしょうか?
復縁をするとしても、彼の気持ちがわからなければ、どう動いたら良いかわからず間違った復縁行動を起こしてしまう可能性もありますよね。
嫌いじゃないのにと前置きをしながら別れを選ぶ男性の本心とは、一体どんなものなのでしょうか?
復縁の可能性はあるのかも合わせて考えていきましょう。
嫌いになったわけじゃないという男性は意外と多い?
実は、「嫌いになったわけじゃない」などといって、女性をふる男性は意外と多いです。
この言葉には、色々な本音が隠されています。
どんな本音や真意なのか箇条書きにして下にまとめてみました。
- 「嫌いになった」とはっきり伝える事ができない
- 恋愛をすることに疲れてしまった
- 倦怠期で自分の気持ちがよくわからなくなっている
- あたらしく好きな人ができたがあなたにも未練がある
これらはどれも、良くありがちな男性の本音です。
それぞれ、もう少し詳しく説明いたしましょう。
「嫌いになった」とはっきり伝える事ができない
本心では彼女のことを嫌いになっていたり、幻滅してしまっているにもかかわらず、本音を言うことができない場合に「嫌いになったわけじゃない」という男性もいます。
嫌いと言ってしまうと角が立ってしまったり、彼女に質問攻めにされてしまうことが予想されるような場合などは、比較的本音を隠してしまう傾向にあるようです。
特に本音を伝えると面倒なことになってしまいそうな場合や、自分が悪者になってしまいそうなときに、そうした状況を避けるために「嫌いになったわけではない」と付け加えるのです。
「嫌いになったわけじゃない」といったところで、悲しむ女性は悲しみますし、説明を求める女性は説明を求めるでしょう。
とっても浅はかな考えではありますが、直接的に「嫌いになった」「好きじゃなくなった」というよりかは、幾分柔らかく聞こえるのは確かでしょう。
彼女に対して、少なからずマイナスの感情がある状態ですので、きっちりと冷却期間を取る必要があるケースだと言えそうです。
恋愛をすることに疲れてしまった
恋愛自体に興味を失ってしまっている場合にも、良く使われがちな言葉です。
この場合、彼が言う「君のことは嫌いになったわけじゃないんだけど」というのは、ある意味本心だといえます。
ただ、恋愛をしたり一緒にいることに疲れてしまい、そこから逃げたい気持ちが強いという状況です。
他には、仕事など恋愛意外に集中したことがある場合などでも、このように言って別れる男性はいるようですね。
「嫌いになったわけじゃない」「恋愛につかれた」という表現に近い言葉に「冷めた」という理由を持ち出す男性も中にはいます。
「もう、君の事を好きじゃなくなってしまったんだ」 「あなたに対しての気持ちが冷めてしまったの」 ある日、恋が冷めてしまったと告白されて振られてしまうケースがあります。 このような場合は、復縁することは難しいのでしょうか? […]
ただし、ちょっぴりきつい言い方をすれば、「嫌いになったわけではないけれど、優先できるほど好きという気持ちもない」という心理が隠れているといえます。
どちらにせよ、こういう時は少し距離を取って休ませてあげたり、他のことに集中させてあげたほうが良いかもしれませんね。
倦怠期で自分の気持ちがよくわからなくなっている
こういう気持ちは、女性であってもおこり得る感情でしょう。
いつも一緒にいすぎて、近すぎるからこそ相手の気持ちも自分の気持ちもわからなくなってしまっている状況です。
ただし、情はあるけど恋心がなくなってしまった状態にありますので、「嫌いになったわけじゃない」けれど「好きかどうか自分でもよくわからない」という気持ちにあります。
彼の心理としては、こんな気持ちで一緒にいても相手に失礼だと思う気持ちや、スキかどうかわからないのに一緒にいても楽しくないといった気持ちが隠されていると考えられるでしょう。
お互い、少し距離を取って相手が自分にとってどんな存在だったのかを、再認識する機会を持つことが大切ですね。
あたらしく好きな人ができたがあなたにも未練がある
これは、優柔不断な性格の男性にありがちな状況です。
他に好きな子ができたけれど、あなたに対しても情や未練があるため、スパッと切り捨ててしまうことができないという男性もいます。
100%違う子に気持ちが行っていることを告げると、あなたが離れて行ってしまうような気がして、それが少し惜しいと感じているような心理が見え隠れしています。
どちらにも決められない優柔不断さもありますが、それだけ付き合っている彼女に対しても愛情があったということなのかもしれません。
このようなケースでは、別れの際に冷たくあしらうか、多少引き止めるなど相手に合わせて上手に対応すると、のちの復縁活動がしやすくなるかもしれません。
お付き合いの状況や、二人の関係性を照らし合わせて考えると、彼がどのような考えで「嫌いになったわけじゃない」と言ったのかが見えてくるはずです。
彼があなたのことを嫌いじゃないけれどと前置きをして別れを告げたときには、どのケースに当てはまっているのかをじっくりと考えて行動に移した方がよさそうですね。
嫌われているわけじゃないのなら復縁は簡単?
「嫌いになったわけじゃない」と別れる際に付け加えてくるケースでは、あなたのことを嫌いになった場合を除くと、それも彼の心には迷いがある状態だといえます。
文字通りあなたの事が嫌いになったわけじゃないので、完全に嫌われた状態よりも復縁はしやすくなるといえるでしょう。
男性にはふと、恋愛をしている自分に対して、飽きが来る時があるといいます。
恋愛よりも、仕事に打ち込んだり、趣味や男友達と遊ぶほうが楽しくなってしまう時期が出てきてしまう事もあるのです。
付き合っている中で、そうした行動に制限がかかってしまっていた場合などでは、彼女の元を離れて自由になりたいと思ってしまうこともあるようです。
特に長く付き合っていると、好き!という感情の盛り上がるが少なくなるので、自分の気持ちがわからなくなり、すこし彼女との距離を空けて考えたいと思う男性もいます。
こういうケースでは、時間が経つと気持ちが戻る可能性も十分にあるので諦めず復縁活動を続けていきましょう。
このポジションから復縁を成功させるためには?
「嫌いになったわけじゃない」というあいまいなポジションから復縁を成功させるためには、あなたの努力が重要なポイントになります。
嫌いになったわけじゃないという言葉には、「好きかどうか自分でもよく解らなくなった」という気持ちが隠れています。
彼は、あなたに対して『情はあるけれど、恋愛感情が消えてしまった』ということなのです。
そこで、あなたは彼の恋心を再び加熱させるためにどのように動いたら良いか考えなければなりません。
まずは、少しの間彼を自由にさせてあげて、自分の気持ちを見つめ直す時間を与えてあげることです。
そのためには、できるだけあなたからアクションは起こさずに、そっとしておいてあげることが大切です。
その間、あなたは自分が少しでも魅力的になれるよう、自分磨きのために時間を使うとよいでしょう。
付き合ってお化粧やおしゃれを怠けてしまっていたのであれば、ヘアサロンへ行ったりメイクの勉強をするのもおすすめです。
彼に依存したりしてしまっている所があったのであれば、しっかりと自立できるよう、自分に自信がもてることを探すのも良いですね。
まとめ
今回は、「嫌いじゃないけど」と言いながらも別れを告げる男性の心理や、そうした男性との復縁方法について考えてみました。
多くの場合、こころからあなたのことを嫌いになって別れたわけじゃないので、彼の心に余裕ができたり寂しくなったりすれば戻ってくる可能性は十分にあります。
「こんなにいい女だったっけ?」と彼に思わせる努力を重ね、「やっぱりお前しかいない」と言わせられるようになれれば完璧です!
素敵になったあなたを見れば、彼は絶対に戻ってくるはずです。