自分から彼を振ったのに、あとになって復縁したくなった…。
そう思ってしまうと、自分から振ってしまったことに非常に後悔してしまいますよね。
振るのも復縁を申し込むのも自分。自分でやることながら、身勝手なように思えてしまう方も多いのではないでしょうか?
それでも気持ちに嘘は吐けないもの。
元カレに許してもらい復縁するには、どのような行動を取るべきなのでしょうか。
自分から振った元カレとの復縁方法について解き明かしていきましょう。
自分から振ったのに復縁したくなる理由3選
自分から振ったのに復縁したくなる…。この気持ちにはさまざまなきっかけがあります。
まずは、どうして自分から振ったのに元カレとまた復縁したくなってしまうのか、その理由から解説します。
自分の気持ちに向き合って「どうして復縁したいと思ったのか」その理由に答えを出していきましょう。
衝動的に別れを切り出して後で冷静になったから
人は感情的になってしまうと、時には自分では望んでいないことまで言ってしまったり、一時の感情で大きな決断を下してしまう場合もあります。
これは別れ話においても同じことが言えます。
例えば喧嘩をしてしまい「もう別れよう!」と自分から言い出した場合。
喧嘩をしていた最中は怒りでヒートアップしていて「別れたい」と思ってしまい、元カレも感情的になって「良いよ!」とあなたの言葉を受け入れ本当に別れてしまうことになる場合もありますよね。
しかし、本当に別れて1人の時間が続き、喧嘩で感情的になっていた頭もクールダウンしたら。
この時別れてしまったことを後悔し、そしてまた復縁したいという気持ちが芽生えるのです。
一緒にいることが当たり前になりすぎていたから
恋人として一緒にいる時間が長くなると、自然と「一緒にいることが当たり前」のように感じられてしまいますよね。
「一緒にいる当たり前」を楽しめれば良いですが、時には「当たり前」が「退屈」へと変わってしまう場合もあります。
この退屈な気持ちから、彼への好意や一緒にいる楽しさを忘れてしまい、一緒にいるのではなく別々の道を歩もうと決断するパターンも少なくありません。
しかし、失ってから大切だったことに気付くことも珍しくはありません。
1人になってからしきりに彼のことを思い出すようになったり、彼に対する恋しさを強く感じたり。
こうした気持ちを強く感じるようになり、元カレが自分にとってとても大切な存在だったことに気づき復縁したい気持ちへと繋がる場合もあります。
別の男性と付き合って元カレとの良さを再確認したから
「別に好きな人ができた」というのが別れを切り出す理由になることもありますよね。
別の男性に強く魅力を感じたり、素敵な男性からアプローチを受けたことで元カレと別れ、新しい彼と付き合うことを選ぶ場合もあります。
しかし、恋人同士の関係は実際になってみないことには相性がわからないものです。
新しい彼と付き合ってみて何故かしっくり来なかったり、すぐに不和が生まれて居心地の悪さを感じてしまったり。
こうした別の恋を経験することで「やっぱり元カレと私は相性が良かったんだな」と再認識し、その気持ちが復縁したい気持ちへと変わっていく場合もあるのです。
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自分から振ると復縁はもっと難しくなる?
「自分から振った」ということは、元カレにはまだ自分に対する好意があって、恋人関係を続けたいと思っていたということ。
「元カレから振られる」パターンよりも、復縁成功のチャンスが高いように感じる方もいるかもしれません。
しかし、実は自分から振るパターンはほかの別れ方よりも復縁が難しい可能性があります。
その理由についてご覧ください。
元カノに振り回されるのが嫌で断る男性は多い
まずは逆の立場で考えてみましょう。
付き合っていた彼に突然振られて、ショックではあるものの納得をして別れます。しかし、後日突然「やっぱりヨリを戻してほしい」と言われたら。
まだあなたに気持ちがあった場合は、首を縦に振るかもしれません。
しかし、同時に「自分から振っておいて無かったことにしたいの?」と彼に振り回されたような気持ちがして、彼に身勝手なイメージを覚えてしまいますよね。
結果的には元サヤ状態ではありますが、あなたのショックと心労だけが残ってしまいます。
同時に「こんなことをしたんだから、また軽い気持ちで振られてしまうかも」と思う方も。
「恋人に振り回されること」に疲れや苛立ちを感じて、相手を信用できずに復縁を拒む方は少なくありません。
元カノとの恋愛にトラウマを抱えている場合も
男性はプライドが高い生き物です。
そのため自分から振るのはともかく「相手から振られること」に対して酷くプライドが傷つけられたような心地になってしまうのです。
中でも男性のプライドが傷つけられやすい別れ方がこちらです。
- 「ほかに好きな人ができた」と恋人に別の男性を選ばれた場合
- 「あなたに魅力を感じなくなった」と興味を持たれなくなった場合
- 「異性として見られなくなった」など男性として好意を持たれなくなった場合
「プライドを傷つけられた程度で…」とこれらのポイントを軽く見てしまう女性もいるかもしれません。
しかし、重要なのはプライドが傷つけられたことで、彼自身が心に傷を負ってしまったこと。
つまり彼は、女性に振られたことにより心に大きな傷を負ってしまい、あなたとの恋愛を再びスタートすることにトラウマや恐怖を感じてしまっている可能性があるのです。
彼の気持ちを理解し、そして傷を癒すため寄り添うことも、自分から振った元カレと復縁するために大切なことですね。
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自分から振った元カレと復縁する方法
自分から振った元カレと復縁するためには、自分の行動を反省し慎重に動かなければいけません。
ここで自分から振った元カレと復縁するためにやりたいことを、ポイント別にご紹介します。
冷却期間を作ってお互いに気持ちを落ち着ける
振られた直後では、彼は「振ったりヨリを戻したいって言ったり身勝手な人だ」と余計に苛立ちを感じてしまうかもしれません。
そこでまずは、自分が「復縁したい」と思っていたとしても十分な冷却期間を設けましょう。
怒りや苛立ち、傷ついた心は時間によって癒され、また嫌な記憶も薄れて思い出だけが残ります。
そこで、自分への反感やショックに対処するためにも、十分に時間を空けなければいけません。
冷却期間の目安については、以下をご覧ください。
- 衝動的に喧嘩別れをした場合:1ヶ月〜2ヶ月程度
- 後から彼に大切さに気づいた場合:3ヶ月〜半年程度
- 酷い別れ方をして心機一転やり直したい場合:10ヶ月〜1年程度
このように、お互い冷静な気持ちで別れを選んだパターンであればあるほど、冷却期間は長く置かなければいけません。
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自分磨きをして以前のあなたから変わる
冷却期間を置いて、この間何もせずただジッと待っているだけ…では復縁のチャンスは訪れません。
自分磨きをして、また元カレに好きになってもらえるようなあなたになることも大切です。
特に自分から振った元カレにとって印象として鮮明に残りやすいのは「あなたに振られた記憶」です。
そのため、以前と変わらないあなたのままでは強く魅力を感じない可能性があります。また人によっては「また振られてしまうかも」と復縁する前から別れの可能性を考えてしまう場合も。
そのため、自分磨きをして以前のあなたとは違うことを元カレにアピールしましょう。
元カレに「明らかに以前よりキレイになってる」と思ってもらうことができれば、それが彼にとってのあなたの新たなプラスイメージになります。
「自分から追いかける」構図になることを覚悟する
自分から元カレを振った場合、彼のあなたに対する気持ちがよほど強いものでない限りは、彼の方から追いかけてきてくれることはありません。
そのため「自分から追いかける」構図になることは、覚悟しておく必要がありますね。
仮にかつての恋愛では彼からの熱烈なアプローチを受けていたとしても、別れるときに一度は拒まれたとしても。今度はあなたが追いかける番です。
しかも自分から振った元カレの場合、ゼロではなくマイナスからのスタートと言っても過言ではありません。
あなたの方からアプローチをして、正直な気持ちを伝えることで、地道に元カレに振り向いてもらえるように行動していきましょう。
自分から振ったことを謝罪してから気持ちを伝える
どんなパターンだったとしても、まず告白の前に自分から振ったことを謝罪するのが先決です。
元カレはあなたから振られたことにショックを感じたり、振られたのにまた復縁を申し込まれたことに苛立ちを感じている可能性があります。
そこでまずは「身勝手な自分を許してほしい」という意味も込めて、謝罪と告白をしましょう。
もちろん謝罪をしたとしても、彼の気持ちは晴れないかもしれません。
時には復縁を持ちかけることで「何を身勝手なことを!」と怒りをストレートに向けられる場合もあります。
しかし、ここで言い返すのはNG。
自分で振って自分で復縁を申し出るのですから、彼の怒りももっともです。
そのため一度の謝罪と告白で復縁ができるとは思わず、ここから少しずつ彼に償いをしていきましょう。
後悔と想いを素直に元カレに伝える
大切なのは、どのように彼に気持ちを伝えるかです。
ここで何より大切なことは、一度は振ってしまったことに対する謝罪の気持ちを素直に伝えることです。
ストレートに彼への気持ちを伝えましょう。
- 「ごめんなさい、私が間違ってました」と振ったことを謝罪
- 「〇〇くんのことがずっと頭から離れなかったの」と未練を告白
- 「やっぱり〇〇くんと一緒じゃないとだめなんです」と素直な気持ちを伝える
もちろんこれらのフレーズで彼が必ず許してくれるとは限りません。
しかし、大切なのはまず素直な言葉で彼にあなたの気持ちを伝えること。
復縁したい気持ちを1度伝えただけで成功するとは思わず、まずは気持ちを伝えてこの日は答えを聞かずに解散するのも方法の1つです。
まずはあなたの気持ちを伝えて、少しずつ彼の心に自分から寄り添っていきましょう。
まとめ
自分から振った場合、元カレとの復縁はそう簡単なことではありません。
元カレを強く傷つけてしまったことを反省・謝罪することで、少しずつ復縁への道を自ら切り拓いていきましょう。
そして最後にもう1つ、大切にしたいのがあなたの気持ちを押し付けるだけにならないこと。
復縁したい気持ちを伝えて、彼があなたにどういった気持ちを抱いているのか、どうして欲しいのか。
そのことにしっかりと耳を傾けることで、今度こそ彼との恋を大切に育んでいきましょう。